南野 尚紀
本旅って言っても、ホテルからすぐそこだからたいして旅って感じでもないんだけど、とりあえずドゥオーモ広場の近くの本屋行ってきた。
ここの本屋は広くて、しかも2階建てになってるので本の種類たくさん。
最近、仕事と趣味で疲れてるからか、古いボサノヴァの歌手・ジョアン・ジルベルトのアルバム『Brasil』、聴きながら本を見たんですけど、安心して泣いてしまった。
イタリアのブックカルチャーには、優しさとか、インテリジェンスとか、オシャレさを忘れない精神があって、ビジネスの本をやたらおいてあるとか、舞城王太郎みたい文学を茶化した作品はがおいてあることはない。
余談だけど、フィレンツェはすぐ近くに山とか、人気のない住宅街とかあるんで、そこを歩くと安心する。
本屋も安心スポットのひとつで、このカルチャーは絶対守っていきたい。
写真を撮り忘れてしまったのはミスでしたが、ここ本だけじゃなくて、レコードとか映画のDVDもたくさんあった。
イタリアの本屋って、たいてい3パターンにわかれる。
ロマンティックな感じの女性にやさしい本屋か、パンクロックのレコードや、少年マンガがおいてあるかっこいい本屋、そしてキリスト教関係の本が多い本屋。
僕はもちろん、ロマンティックな本屋いちばん好きだけど、他の2つも好きだ。
もしあなたがイタリアに来た際に、お気に入りの本屋にめぐりあえること祈りつつ、写真を載せることにした。
それじゃまた、Arrivederciアッリベデールチ!
了
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