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文学評論エッセイマガジン
フィレンツェ買い出し紀行

 2024年11月にスタートした文学評論エッセイマガジン。
 文学エッセイ、評論でみなさんの文学ライフが、より楽しくなることを目指してます。
 代表者・南野尚紀がFirenzeに住む予定であることもあり、イタリアンカルチャーの情報を多めに取り扱ってます。
 生活感のあるあたたかいサイトを目指しているので、イタリアでの生活を描いたエッセイ「Italian Relieving Life」も書いてます。
 南ヨーロッパと僕の美学のつながりのエッセイ「南欧美学」は、サイトの理念の集積です。
 旅行が好きなので、イタリアを中心に海外の本旅のエッセイを書いたりしてます。 
 コトノハ文学サークルという、執筆、読書を楽しめる文学サークルのメンバーも募集してます。
 メンバーシップでは、コトノハ文学サークル以外にも、オンライン飲み会、メール文学相談も実施予定。

代表者・ライター
南野尚紀
Naoki Minamino


・文学評論エッセイネットマガジン「フィレンツェ買い出し紀行」・村上春樹ファンクラブサイト「羊をめぐる冒険をめぐる冒険」(https://chase-chase-sheep.com/)代表
・エッセイスト
・1990年、生まれ
・Firenzeに住む予定
・2010年、エッセイ・小説の執筆を開始
・銀杏文芸賞エッセイ部門佳作受賞、文芸思潮新人賞佳作
・My favorite things → Dante、Anne Ernaux、Irene Vallejo、Antonio Tabucchi、村上春樹、にこるん、ZARD・坂井泉水、Leyona、Laura Pausini、あいみょん、セルシオ・メンデス、イタリアンシネマ『踊れ! トスカーナ』(”Il ciclone”)
・オーガニックライフゆるくやってます
・趣味→写真、キンダーサプライズ集め
・好きな食べ物→オマール海老のリゾット、ラザニア、エビのアヒージョ、すき焼き、江ノ島ラーメン

好きな本

ダンテ・アリギエーリ Dante Alighieri 『新生』

アニー・エルノー Anne Ernaux 『嫉妬・事件』

アントニオ・タブッキ Antonio Tabucchi 『インド夜想曲』

ヴィスワヴァ・シンボルスカ Wislawa Szymborska 『瞬間』

オルガ・トカルチュク Olga Tokarczuk 『優しい語り手』

フィレンツェ買い出し紀行 理念・コンセプト

  1. 理念・コンセプトの源泉は、「南欧美学」エッセイシリーズに由来する。
  2. 日本・イタリアを含む、南ヨーロッパ・東ヨーロッパの文学、文化の現在と未来に寄与する。
  3. インテリジェンスある、オーガニックで、やさしく、大人なサイトづくりをする。エッセイの文体も同じものにする。
  4. セルフオクシデンタリズム(欧米の人が好む欧米が好きなアジア人のイメージ、そのような振る舞い)を実践する。
  5. 無理のない自然な明るさを意識する。それは暗さのよい部分を考えることでもある。
  6. お店で言うと、ヴィレッジヴァンガード、KALDI、ZARAのような感じ、マンガ家で言うと芦奈野ひとし、わたせせいぞうが理想。
  7. 大企業には難しい、個人経営のよさを活かす。
  8. Firenzeや湘南など、土地の特性を活かす。

お店で言うと、ヴィレッジヴァンガード、KALDI、ZARAのような感じ、マンガ家で言うと芦奈野ひとし、わたせせいぞうが理想という意味について

 ヴィレッジヴァンガード、KALDI、ZARAに共通してるのは、カラーが強くて、明確に目的がなくても、あの店に行けば、なにかいいものがあるだろうというワクワク感だ。

 これは古本屋や個人経営の本屋の要素にも共通している。

 古本屋や個人経営の本屋は、今は少なくなってしまったけど、旅先で古本屋や個人経営の本屋に寄って、買った本をホテルで読むというようなことは僕はよくあった。

 80年代、90年代には、小説やエッセイで、文学なんだけど、軽くも読むことができる、お菓子についてるおまけみたいな本がよくあり、そういうエッセイも含め、書きたいのもあるが、サイトそのものもそういうふうにしたいという想いがある。

 今のヴィレッジヴァンガードがイメージが昔と変わってしまったけど、今も「遊べる本屋」ということでやっている。

 下北沢のヴィレッジヴァンガードには、本やサブカル系マンガとともに、インドのお香、サイケデリックな服、マニアックなCDや、めずらしいオブジェが置いてあって、僕は漠然とヴィレヴァンが売ってるなにかがほしいと思って、ヴィレヴァンに行くことがよくあった。

 要するに、ヴィレヴァンだったら、なにかおもしろいものを売ってくれるだろう、おもしろいものを発見できるだろうという期待感があって行ってたのだ。

芦奈野ひとし、わたせせいぞうのマンガもそういう感じで読んでる。

 フィレンツェ買出し紀行も、昔のヴィレヴァンのように、漠然とあのサイトなら、なんかおもしろいエッセイあるだろうみたいな感じで、見に来てほしいという想いがある。

 休日や平日の夜に、あーおもしろかったといって、読んでもらって、仕事に戻ってってもらって、気がついたら、内面を旅することの重要性に気づいたり、精神美が磨かれてる、そんなサイトは理想だ。

 Googleの検索ランキングなどの関係から、目的意識やジャンルが明確でないものは、位置付けがハッキリしないため、狙い目のキーワードを使って、エッセイを書いて、検索ランキング上位にいろんな関連ワードで持ってくるみたいなことがしづらい。

 時間がかかっても、きっとよさがわかってもらえるサイトを目指して、サイトを作っている。

 あのサイトならおもしろいことが書いてるという期待を持ってもらい、かつそれを叶えられるように。

セルフオクシデンタリズムについて

  1. セルフオクシデンタリズムは、オクシデンダリズムに由来する僕の造語で、西洋人に好かれやすい西洋が好きな東洋人として振る舞うこと。
  2. プラス思考で東洋人の西洋人への憧れを捉えて、文化にすること。村上春樹が似たようなことをやってる。セルフオリエンタリズム(西洋人が好む東洋人のイメージを西洋人が好むように文化として作ること)は、現代アーティストの村上隆がやってる。
  3. 異邦人が、南ヨーロッパ、東ヨーロッパへの憧れを伝えること。
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