南野 尚紀
イタリアに住むと決断してから、東ヨーロッパの女性と縁がある。
昨日は僕の誕生日だったし、今回は秘密にしなくてはいけない情報が多いので名前は伏せるけど、ウクライナ人女性のJと会った。
ナイトクラブで知り合った女性だ。
Firenzeのナイトクラブで知り合った友人・Victoriaヴィクトーリア、この女性もとてもいい人なんだけど、東ヨーロッパの女性にはいい人が多い。
Jと上野公園で待ち合わせて、スキンケア用品のプレゼントをもらった。
彼女と飲みに行った店は、他のナイトクラブみたいな店で、なんだ、プライベートで会うってわけでもないんだなと思ったんだけど、なんのことはない、Jは子ども数人を養うためにお金がほしいだけだった。
ペルー人のマスターは、奥さんがウクライナ人で、ペルー料理を振る舞ってくれたし、Jもパエリアを作ってきてくれたんだけど、3人で話しているうちに政治の話になった。
最初、「日本はパラダイスだ」と話していたけど、トランプ関税の話をして、彼の批判をしていたから僕が、「ウクライナ軍も戦っているから、トランプ関税には耐えるべきだと思う」と一言いったら、その場のムードが変わって、ドネツクなどのウクライナ東部でロシア人がレイプ、強盗、殺人を犯していて、とてもじゃないけど見ていられないと話していた。
ロシアはモスクワなどの都市以外は、本当になにもないし、ドブくさくていられない場所もたくさんある。
北朝鮮人は、ロシアから30万円のお金をもらって、ウクライナに派兵された。
中国人もロシア軍に参加してる。
私も遠縁の友人にお金を貸したけど、返ってこなかった。1回貸すと、2回貸してくれって言ってくることもある。でもそのウクライナ人もお金なかったんだよね? そう。お金ない人、多い。戦争に行った軍人も給料もらってなくて、家賃払えないこともあった。ロシア人の友だちが結婚パーティとか誘ってくるけど、絶対に断ってる。どんなこと考えてるか、わからないから。ポーランドはウクライナに味方してくれたけど、ウクライナの味方したせいで、不幸になってるから、ウクライナの悪口、言うポーランド人よくいる。だからポーランドも嫌い。でも戦争があったからでしょ、それ。そもそもロシアが悪い。ポーランドは戦争に参加したんだから、言う権利あるよ。私もウクライナ人だってこと、海外で隠してる。なに言われるかわからないから。一緒だ。僕も隠してはないけど、日本人だって言うと、嫌な顔する女性いる。そういう人は、大抵、いい人だし、僕もFirenzeに住むけど。それに、アメリカもポーランドに武器送ったり、軍事基地作ったりしたから、トランプは悪くない。それでも、トランプはゼレンスキーに言っちゃいけないこと言った。トランプは狂ってる。それでも、中国潰しに行ったでしょ? 関税戦争で。ロシアには核爆弾で脅されてるから、直接は戦えないんだよ。さっき、ゼレンスキーがいる政府機関にロシアの特殊部隊が入って、ゼレンスキーが殺されかけたってこと、過去に2回はあったって言ってたよね。イギリスもそれを知ってるから、命を狙われるかもって。トランプも同じなんじゃないの。私は頭、バカだから、ニュース、何回見ても忘れることある。同じニュースやってるのに。私は戦争に行ってもいいと思うこと、何回もあった。今も戦争に行ってもいいと思ってる。でも、子どもがいるからそれはできない。みんなひどいよ。ウクライナは西側の代表で戦ってるのに、関わりたくないって言うんだから。僕はいつもXでウクライナの情報、集めて、発信してるよ。みんな仕事もあるから。ウクライナ人はね。日本人は悪い仕事すべきじゃない。石破だっておかしいでしょ。北朝鮮と中国の味方してる。日本は昔から、そういうのあった。アジアで似てるから。代表が選んだ代表なんだよ、あれ。だから、日本にはかなりの数、北朝鮮と中国の味方してる人間がいるってことになる。中国人でも、中国が嫌で逃げてきてる人はいい人いるけどね。僕もイタリア行くし、僕も仕事、イタリアでするけど、日本人は仕事って言って、その税金、なにに使ってるの。北朝鮮と中国でしょ。悪い仕事ってことになるよね。だから、絶対に許さないけどね。ハンガリーもスロヴァキアも赤だって、さっき彼が言ってたけど、ソ連のせいでしょ。ハンガリーはイタリアの1/7の経済力しかないって、知り合いが言ってたけど、ソ連が貧しくした。東ヨーロッパはソ連が貧しくした。だから、絶対に許さない。この話はもっと厳しい話できるよ。かなり考えたから。
そしたら、彼女は泣きながら、私たちはしあわせでしょ、楽しく生きられてるし、これはしあわせの涙、私も戦争、行けたら行きたい、でも子どもがいるから、ウクライナにもお金送金した、あんまりお金ないからできないけど、と話していた。
そして、彼女とはまた会おうと約束して、別れた。
Victoriaも普段は政治の話はしないけど、そのことを彼女の写真つきで話したら、よろこんでくれていた。
それが正しい仕事かどうかは、本人の善性にかかっているのだろう。
僕は共産主義者を含む、悪を絶対に許さない。
了