南野 尚紀
不思議なことだけど、イタリアに向かう飛行機の中ですでに、気分がよくなってる。まだイタリアの地面を踏んだわけでもないのに。
イタリアでは楽しみなことがたくさんある。
まず前回、参加したイングリッシュパーティに、また参加できることだ。
こっちのパーティはちゃんと会話を大切にするし、すごく落ち着いたオトナなスタンスでパーティに臨むので、参加してて楽しい。
何人くらいの固定メンバーが僕のこと覚えてるかわからないけど、主催のアメリカ人Cimikoはきっと覚えてるはずだ。
この頃は英語も時間がなくてあまりできなかったので、今日から真剣にやろうと思うし、ようやく新しい英語の先生をハロー先生ドットコムで発見できたので、今度のレッスンも楽しみ。
そうこう考えてるうちに、自然と英語で考えられるようになってきて、イタリアに向かってるってだけで、英語力も少しずつ復活してる。
Cimikoもそうだけど、それと同じくらい楽しみなのが、Raffaelaという盲目の女の子に会うこと。
彼女とはまだそんなにメッセージのやりとりをしたわけじゃないけど、ダンテがラヴェンナでどう生活してたか調べてくれるそうだし、イタリア語も教えてくれると話しているので、すごくいい女性だな、キレイな女性だし、いいなと感じてる。
ぜひ友達になりたいし、実際に会っていい子だったら、好きになっちゃうかもなとかも。
3周年記念パーティで会ったシエナ本屋のRebeccaの女性や、病院のCaterinaにも会える。
お医者さんだけど、Caterinaとはどうにか友達になれないかな。
生きて行く上で仲間は大切だ。
それからイタリアでやりたいことは、ウェブサイトの取材として、また本屋めぐりもすること。
ダンテの本ももっと読んで、滞在中にミュージアム・ダンテの家の取材もしたいとか思ってるけど、まだちょっと早い気がするので、それは次に住む時でもいい。
旅をしても人と交流できないと虚しいから、ここまで書いた自分で作ったコネをもっと広げるにはいい方法はないかと考えていて、そのひとつ思いついた。
英語で詩を読むことだ。
いつもは哲学的なエッセイや、お役立ちエッセイが執筆のほとんどだけど、僕は叙情的なトーンのものも書くのが好きで、そこに哲学的な内容が入ってる詩を、路上で朗読して、仲間を作れないかなということ。
ボーボリ庭園の近くにある大きな美術館の前では、美術学校の生徒が絵を売ってるけど、あの近くで朗読すればいい感じになるんじゃないかとか。
それじゃさっそく、ここに詩を書きたいと思う。
Beatrice, What are you doing now?
Where is Beatrice?
Do you know her place?
I want to meet you now, Beatrice
When I look at you, I can touch the spring of night
Voice meets girl?
Voice meets boy?
Voice meets another night?
I live in being logical ocean
sometimes
You always fly me to the jazzy night
From before 3000 years ago
This is decided by Electra
That’s because Electra knows almost
I know about Beatrice
likes music, relieving life, berry dance, the love of being
Can I meet you?
On the Ponte Santa Trinita
Beatrice, what are you doing now?
I’m Mr. lonely
Good day
Dont you like her?
Electra is good woman
Shall we pray for her with me?
Look at her
Look at me
Loot at you
I want to touch your spring
My jazzy woman, my relieving Godness, my love Beatrice
Spanish joke
I remember you
I was recocnized star dust by you
We met Barcelona?
It’s a joke
Tha’s because I want to meet you
Do you like sub way?
Do you like department store?
Do you like me
who like a woman ?
Like a joke
It’s a joke
I know that so many people are waiting you
I want to let you wait
That’s because I want to wait for Electra and Beatrice
When I drink a whisky
I think like a joke
ざぁっとこんな感じだ。
フィレンツェはダンテとベアトリーチェが住んでた土地で、フローレンスって呼ぶことが多いんだけど、2人が再会したサンタトリニタ橋のことも書いた。
この詩だけだと、さすがに場が持たないから、もう3編くらい書いてみようと思う。
ずっと前に詩をたくさん書いてたことが、ここで活きるとは。
路上で詩の朗読、人は集まってくれないだろうけど、やるだけやるかな。
それこそ、CimikoとかRaffaelaには読んでもらいらいし。
朗読の練習をして、パーティで読ませてもらってもいい。
それにしても、運命的な出会いないかなぁ。
とか思ってたら、ローマのホテルの受付の女性がBeatriceっていう名前で、2ユーロのダンテのコインを見せて、「ベアトリーチェっていうんだ、これダンテだけど、すごくいいことだね」って言ったら、「完璧ね」って言ってた。
こういうのって小さなしあわせだ。
最高な人と結婚して、小さなしあわせわけあいたいな。
了
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