Firenze shopping log

イタリア旅行お役立ちエッセイ チベディアーモ! 第4回 節約術とイタリアの美しさ編

134 Views

南野 尚紀 

   0.イタリア旅行は想定外のお金がかかる

 イタリアは、ハイブランドショップとか、ヴェネツィアングラスとか、日本ではなかなか買えないダンテの本とか、ボッテチェリの絵画があるミュージアムとか、レストランのおいしいリゾットとか、すごくいいものがある反面、つまんないところでお金使っちゃうと、お金がなくなるってこともあるし、学生だとそういうことよくあるんじゃないかな。

 そもそも物価が高いのは事実だし、円安も関係してて、海外旅行はよりお金がかかる。

 そんなわけで今回は、イタリア旅行で絶対使える旅費の節約術について書くので、ご興味ある方は最後までどうぞ。

   1.安く上げるなら、ホテルは郊外一択!

 僕はヨーロッパ旅行って今までしたことなかったから、旅行会社にホテルの予約お願いしちゃったんだけど、実際、手数料がそこそこかかるから、あれが損したなぁって思ってる。

 実際、スマホで「Firenze hotel」って検索するといくらでも、地図付きで出てくるし、メールなんかする必要がなくて、日本で日本のホテル予約するのと同じで、メールアドレスと名前とか住所とか、基本情報を入れて、ブッキングするだけだから、ほんとに無駄金だったと後悔した。

 ホテルのオススメ情報だって、トリップアドバイザーとか、たくさん情報サイトあるし。

 イタリアのホテルは、ホテル代と別にシティタックスがかかって、場所によって違うんだけど、だいたい一泊5ユーロくらいが相場だそうだ。

 ターミナル駅の近くのホテルを予約すると、立地がいいから割高なんだけど、ほんとに安くあげたいなら、地下鉄の沿線の郊外のホテルがオススメ。

 ミラノに行ったとき、ダヴィンチホテルっていうホテルに泊まったんだけど、僕が泊まったホテルの部屋は大きくてキレイだったし、一泊50ユーロしなかったと思う。

 フィレンツェには、郊外の別荘地帯みたいなところに、安いホテルがたくさんあって、僕はマキャベリ通りっていうヴェッキオ橋から歩いて15分くらいのホテルに泊まってるんだけど、一泊45ユーロ前後だし、ここ最高なのでぜひ。

 ただ郊外だと、周りのお店がすぐ閉まることもあるから、ちゃんと買うものは買っておかないと後悔することにはなるかもしれないので、注意は必要なんだけど。

ミラノ ダヴィンチホテル URL

https://hoteldavincimilano.it/

フィレンツェ クラシックホテル URL

https://www.classichotel.it/

   2.ベーカリーのラザニア、スーパーのワインは安くておいしい!

 レストランもホテルと同じで、ターミナル駅の近くとか立地がいい場所は高いところがよくある。

 イタリアは物価が高いってよくいわれることがあるけど、ガイドさんと共通意見だったのが、こんなにいいものとか、おいしいものが買えるなら、値段相応とかいうレベルじゃないくらいしあわせだってことだった。

 東南アジアの地方は物価、安いみたいだけど、東南アジアもハマるひとはハマるって聞いたことがある。

 僕はシンガポールしか行ったことないけど、友達がいうにはタイはすごく安心するいいところみたいだし。

 話は逸れるけど、そもそも物価が高いのは当たり前で、イタリアはキレイなひととか、高級な仕事してるひととか、高級な仕事してなくても、気位が高いひとがいたりして、イングリッシュパーティでも、アートとか文学好きなひとはよくいて、その話ちゃんとするときは、そういうのに興味ない美人には近づけない可能性があるってこと覚悟で話してる。

 なにがいいたいかっていうと、お金では買えないものがすごく高級だってことで、アートとか関係なく、精神的な高貴さ、お金があるないに関わらず、キレイさがないと相手にしないひとも多い。

 逆にお金持ちのカルチャーに触れるときがいちばん勝負で、気位が高いから、逆にアートの話を聞きたくないって感じのひともいる。

 読者のみなさんのお役に立ちたいのでこれを書いているんですけど、実際にここに書くことはイタリアにくればだれでも書けます。だからほんとに役に立つのは、メンタルとか美学とかカルチャーについて語ってるエッセイだったりするってことは伝えておきます。

 余談が長くなったけど、レストランは高くて、ワインも高いのはとんでもない値段がする。

 ワインはスーパーにボトル3ユーロで売ってたりして、これがほんとにおいしい。レストランのピザはおいしいけど、ピザの本場イタリアはふつうのバルで売ってる3ユーロのパニーニとか、ピザでも驚くくらいおいしい味がする。

 ラザニアも3ユーロくらいだけど、これは日本のイタリアンレストランで、3,000円でも毎日食べたいってなるくらいおいしいし、イタリアの料理はオリーブオイルを使えば、たいていおいしくなるから、オリーブオイルはむしろ常備してもいいと思う。

 食費使いたくなかったら、イタリアのスーパーで売ってるポテチ、考えられないくらいうまいから節約術として、それずっと食べてるのアリだし、僕は仕事、集中したいとき、夕食ポテチだけで済ませることたまにある笑

   3.野外彫刻と街並みはタダ!

 フィレンツェのウフィツィ美術館には、ボッティチェリの名作があるから、ここにお金使わないのは僕からすると考えられない話で、なんでかって、散々画集で見てたのに、いざ見たら人生観が変わったから。

 どう変わったのかは他のエッセイに書いてあるし、あんまりこう変わった、ああ変わったっていいすぎると、せっかくの運気逃すからここでは書かないけど、ぜひボッティチェリのエッセイどうぞ。

イタリア美学15――ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』の美学、ダンテの人生の不思議――

https://kotonoha-writingschool.com/2024/05/18/ethic51/

獅子『メンタル強めの美女 白川さん』 アラフォー女性・羽柴美雪、イタリアンア―ト、メンタルケア、情熱について

https://kotonoha-writingschool.com/2024/05/19/ethic52/

 イタリアは第一日曜日、入場料タダのところがほとんどだし、美術館行かなくても、野外にダヴィデ像のレプリカとか、ペルセウスの像とか、いい作品たくさんあるから、節約したいひとは野外彫刻みるのもいいかも。

 アーティストに失礼だからあんまり書きたくないけど、ボッティチェリとかダンテ関係の美術作品はさておき、キレイな男女、街にたくさんいるし、街がファッションショーみたいな感じだから、美術館に行くかどうかはひとの自由だと思う。

 フィレンツェには、ストリートで絵を売ってるひとがいて、その中にやさしい絵を描くひとがよくいて、アートスタジオとかにも、カッコイイ作品作ってるひといるし、そういうひとと話して、インスタ交換とかも楽しいし。

 

   4.ZARAとイケメンと美人の話

 ZARAは日本にもあるけど、僕はイタリアのZARA大好きで、他のショップだと買えないこともある、下着とか靴下とかもあるし、イタリアの街のムードにピッタリの服がたくさんある。

 白、ブラウン、水色の服が多くて、麻の生地の軽い服は冬以外の季節は最高だ。

 ミラノのZARAは女性ものが多く、ローマとフィレンツェのZARAは男性もののたくさんあるし、僕はミラノでは女性もののシャツの大きいサイズの買ったから、ミラノのZARAも楽しめた。

その水色のシャツと白の麻のパンツで合わせた写真も載せちゃいます笑

 イタリアンスーツはイギリスのスーツの伝統を南国の気候に合わせて変えたものそうで、通気性がよくて、カラーも明るいものが多いです。

 イタリアのヒゲ生やした、なよっとしてない感じのイケメンが、白いスーツ着てるの街でたまにみるんだけど、あれはカッコイイ。

 なよっとしてるイケメンもモテるんだろうけど、僕はスーツ着て、街、歩いてる、サングラスのダンディなイタリア男、憧れるなぁ笑

 イタリアにはいろんな美人いるけど、歩き方が常にキャットウォークみたいなサングラスに白のドレスの女性とか、イタリアの古い俳優・ダーク・ボガードみたいな美青年みたいな女性、有名人でいうとZARDの坂井泉水に似てて、たいてい、みんなとカフェにいてもひとりでいても、退屈そうでどこか悲しい感じがするんだけど、そういうひととか、ミラノのドゥオーモ広場近くの高級レストランでデカイ口開けて笑ったり、世界を真上から見下すようにメニューみたり、派手なワンピース着てる少し色黒の女性とかがいて、僕も男性だから、女性のファッションブランドのお店のことは、いつかこっちで彼女でもできたら書いてみるけど、イタリアはすごい。

 結論。

 イタリアはキレイな街だし、節約は大切だけど、街歩いてるモデルみたいな女性とか、ボッティチェリとか、ダンテとか、フェラーリとか、サッカーとか、ポップスとか、レストランとかすごいから、節約のことしか考えてないとそれはそれで、なにもされてないのに負けたんじゃないかって勝手に感じて、落ち込んで帰ってくるひともいるかもしれせません笑

下に貼ってある動画は、ヴェッキオ橋のようすです!

 ふつうのサイトでは、こういう日本から来た僕みたいな田舎者が、イタリアに来て味わう現実は書かないので、お役に立つために書きました笑

 もっとも僕は、キレイなの好きだからなにも思わなかったし、フェレンツェ大好きだけど、ミラノは正直、圧倒的な敗北感抱えて2日間、過ごしましたので、お気をつけて笑

了 

#イタリア #イタリアンカルチャー #旅 #お役立ちエッセイ #チベディアーモ #エッセイ #フードカルチャー

#ファッション #観光と文学 #観光

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

イタリアンミュージック紹介エッセイ モルトボーノ 第5夜 アンドレア・カリ 『Take the Line』――シチリアに吹くカラッとした風を想像しながら――

Italian Relieving Life 第6夜 スープに癒される日々、女性の美への厳しさはいいなぁ、もう34歳だし、聴く音楽の路線は固めるか

イタリアンポップス紹介エッセイ モルトボーノ 第1夜 ラウラ・パウジーニの前向きなラブソングの真意

Italian Relieving Life  第5夜 女性への哲学と、生活への気遣いは重要だ、結婚したいし、Firenzeにやっぱり住もうかなぁ

イタリア旅お役立ちエッセイ チベディアーモ!――第1回 お金とセキュリティー編――

イタリア旅行お役立ち情報 チベディアーモ! 第3回 交通と通信編

イタリア旅お役立ちエッセイ チベディアーモ 第6回 Hotel Pisa Tower Plaza 窓からの庭の景観、チーズリゾット、夢のようなPisaの初日

オススメ記事

オススメ記事

  1. イタリア人女性と東欧の女性と飲んだ夜のこと――飲酒運転、スピード違反、文法、話題、フレーズをアレンジして外国語を使うという言葉の美学――

  2. 文学的な料理について考えてみた――スペイン料理への愛、パエージャの情熱――

  3. Dangerous tonight――結婚の理想にまつわる美人伝――

  4. ドン・キホーテが遍歴の旅に出たのは、なんのためだったのか?--古すぎる美を愛したひと--

  5. いつか言葉が眠る時を夢見て――ZARD・坂井泉水に寄せる想い――

  6. イタリア美学Ⅶ――イタリアのフードカルチャーを文学的に考えてみたオマール海老のリゾットのこと――

PAGE TOP