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イタリア旅行お役立ち情報 チベディアーモ! 第3回 交通と通信編

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南野 尚紀  

   0.イタリア旅行を10倍楽しむためのお役立ち情報

 イタリアに来てから、事前に知っておくべきだったなって情報はいくつもあって、もちろん僕も、事前に調べはしたし、海外旅行も数回だけど行ったことはあった。

 それでも今回、これはすごく便利だなってアプリとか情報をこの場を借りてお伝えしたいので、イタリアに旅行に来た際はお役立てください。

 イタリア以外の国への旅行でも、使える情報も中にはあるけど、それはそれとして参考にしてみてほしいです。

   目次

 0.イタリア旅行を10倍楽しむためのお役立ち情報

 1.Meteo(天気予報アプリ)

 2.FREE NOW

 3.メトロ

 4. Omio Transit(乗換アプリ)

 5. 紙のマップ

 6. H246(データの拡張子)

 7. VPN(インターナショナルネットワークサービス)

   1.Meteo(天気予報アプリ)

 LINEは海外では使ってるひとが少なく、Meet upっていうアプリをチャットに使ってるひとがほとんどなんだけど、こっちに来てすぐくらいにLINEスマート通知で天気予報をイタリアに設定しようと思ったら、設定できなくて少し困ったことがあった。

 イタリアにいても、日本の天気がわかるっていうのはいいことだし、テレビをつけるとよく天気予報はやってるから問題ないんだけど、いつもやってるわけじゃないから、そんなときにアプリは便利だ。

 Meteoっていう、天気予報のアプリがあって、基本的な機能は課金なしで使えるんだけど、これはすごく便利で、設定した地方だけでなく世界地図で世界の天気が見られる。

 アプリをインストールするためのリンクを貼っておくので、旅行の際はぜひお役立てください。

 余談だけど、この前、Xで偶然、ギリシャの朝の天気予報をみた。

 お天気お姉さんが踊りながら天気を伝えてて、みてるだけで楽しい気分になったよ。

 イタリアは討論番組が多く、ニュース番組も討論番組みたいで、ラジオはずっとバカ騒ぎしてるし、とにかく議論とか、話し合いが好きなひとが多いんだろうなぁって思った。

 わかりやすくいうと、半分以上の番組が「朝まで生テレビ」みたいな感じで、あれがふつうだから英語のパーティ行っても、アートも政治もレベル高い議論ができるひとがそこら中にいる。

Meteo.app
https://apps.apple.com/it/app/meteo/id1069513131

 

   2.FREE NOW

 日本にも「GO!」っていう、タクシーを呼べるアプリがあるけど、こっちにもそういうアプリがある。

 僕もこっちに来て、何回かタクシーは使ったけど、違う目的地に連れてかれちゃったり、乗ったはいいけどやっぱりわかんないって降ろされちゃったりってことはあった。

 それは、Pocket wi-fiの充電が切れてたから、住所を伝えたり、店の名前だけを告げたりしたからそうなった部分もあるんだけど、このアプリを使うと目的地を入力してからタクシーが来るから、まずそういうことはないし、アプリにだいたいの予算が書いてあるから、意外と高かったとか思うこともない。

 領収書もメールでくるから、もらい忘れたってこともないし、ローマはタクシーがつかまりづらいこともたまにある。

 そんな時にこのアプリを使うと、スムーズに目的地まで行ける。

 タクシーでもそうだし、ヘアサロンでもそうだけど、英語が少ししか話せないひともいるから、もしあなたがイタリアに慣れてない場合、ほんとに重要なことはメモに言葉を書いて伝えたり、翻訳アプリを使ったりして、文字で伝えた方がいいと思う。

 ヘアサロンで、「パーマネントウエーブ」って英語で伝えたんだけど、伝わってなかったらしく、髪の毛を切った後の確認の時にそれいったら、今からパーマ当てたらかなり短くなるってことなのか、とりあえず次回にした方がいいって話になった。

 ちなみに、「FREE NOW」も基本的な機能は課金なしだから、安心して使っていいと思う。

FREE NOW.app
https://www.free-now.com/uk/

   3.メトロ

 ローマとミラノでは、何回か地下鉄に乗ったけど、最初は切符の買い方がわからなかったり、突然、券売機のディスプレイがフリーズしたりして困ったことがあった。

 チケットにはいくつか種類があって、1日乗り放題とか、3日乗り放題とかもあるんだけど、僕はよく100分乗り放題のチケットを買ってる。そもそも、日本の電車やイタリアの新幹線とは違って、この目的地からこの目的地までいくらっていうお金の払い方はしないんだと思う。

 あとで知り合いの女性に聞いてわかったのが、チケットではなく、Suicaみたいなメトロのカードがあるってことで、もっというとクレジットカードを改札でタッチすると、自動的に100分乗り放題のチケットを買ったのと同じことになるってことだった。

 100分1.5€するんだけど、これは今の日本レートで240円くらい。

 もしチケットの買い方がわからなかったら、クレジットカードで改札を通るのが話は早いと思う。

ローマ地下鉄情報 ロコタビ
https://locotabi.jp/roma/guide/tp-gen-train

   4.Omio Transit(乗換アプリ)

 日本では、乗換の情報を知りたいときに、Yahoo乗換案内とか、日本のNAVI TIMEを使ってたけど、あれはこっちでは使えないから、OmioとかTransitをインストールすると便利だ。

 TransitはNAVI TIMEの欧米版で、名前にもNAVI TIMEって書いてる。

 このアプリは課金しないと、使えない機能が多いけどすごく便利だから、僕は路線図を見るときに使ってる。

 「A線ですか? B線ですか?」ってこっちではよくいうみたいで、ローマに住んでる友人にも聞かれたんだけど、路線図がだいたいでも頭に入ってると、移動する時に便利だ。

 ホテルに着いたらまずどこの駅の近くなのかと、その電車が路線図のどこに位置してるのか知ってると、移動しやすい。

 特に安くていいホテルっていうのは日本と同じで、郊外にあるからターミナル駅から遠いってことはよくある。そんな時に、メトロ使うとタクシーよりも移動が安くすむから路線図は大切。

 僕もこっちで語学学校通うかもしれないし、大学院を数人に勧められたから、大学院行こうかとか思ってるんだけど、大学の沿線に住もうかなぁって考えてる。そういう意味でも路線図はほんとに重要だと思う。

 東京でいうところの中央線の吉祥寺駅から、京王線沿線の方に行きたいって思った時に、迂回したり、バス使ったりしなきゃいけないってことはこっちでもあって、そういう時、やっぱりすごくいい。

 こっちではバスに乗れるけど、慣れないと乗るのは大変だし。

 路線図の話、長くなったし、僕は路線図みるの大好きだから、もっと長く話せるけど、次の乗換案内の話をしようと思う。

 乗換案内はOmioが使いやすいし、課金なしでかなりいろんな機能が使える。

 案内だけでなく、航空券とか新幹線のチケットの予約もできるからナイスだ。

 日本でも新幹線に乗る時に、何番線のホームに来る何時の新幹線の何番車両に乗るってわからないと乗るの大変だし、基本的にモニター見ればわかるんだけど、イタリアは、新幹線の番号、名前、発車時刻までわかってても、自分の降りる駅だけでなく、新幹線自体の終着駅がわからないと、どの新幹線に乗っていいかわからないことがある。

 駅員に「どの新幹線に乗るべきですか?」って聞いても、「モニターに書いてありますよ」ってだけ、いわれたことがあって、モニター通りにプラットフォームの番号を確かめて行ったんだけど、だれもいないからおかしいなと思って戻ってみると、番号が変わってたってことが2回あった。

 それでも終着駅がわかってて発車時刻まで確実にわかってると、違う新幹線に乗りようがない。

 ローマ・テルミニ駅とか、ミラノ中央駅は、プラットフォームの数が20以上あって、慣れてないとわからない。

 だから最終的にはこっちも路線図になる。

 どの方角にどの駅があって、どの線路と繋がってるかわかれば、間違えることはほとんどあり得ないから。

Omio

https://www.omio.com/?clickid=W1n3ubV%3AmxyPUAkW1f1gB2wOUkHT4UR5Fzfg200&irgwc=1&utm_campaign=5144211&utm_source=affiliate_ir_Compare%20Best&irmptype=mediapartner&ircid=7385&iradname=Online%20Tracking%20Link
Transit
https://transit.navitime.com/en/

   5. 紙のマップ

 街のおみやげやとか、グローサリーみたいな生活品が売ってるお店には、よくその土地の地図が売ってる。

 最初はGoogleマップがあるから、地図は買わない方がいいかなぁって思ったけど、それが大間違いで、紙の地図はかなり有用だった。

 紙の地図は大抵、ランドマークになる大きい交差点とか公園(イタリア語では、パルコParcoが公園の意味になる)に立ってる大理石の像とか、トレヴィの泉みたいな名所がイラストで地図にそのまんま書いてあることがあるし、そもそもフィレンツェではGoogleマップが使えない場所がたまにある。

 ヴェネツィアにもそういう場所があるみたいだから、YouTuberでイタリアガイドのみめさんも、「紙の地図を持って歩いた方がいい」っていってたし、僕も完全に同意だ。

 Googleマップって、イラストじゃないから、ここにこういうイメージの建物が立ってるとかは俯瞰できない。

 そういう意味でもイラストのマップは最高だ。

 次の章で書くけど、Pocket wi-fiは充電が切れた時にも紙のマップは使えるから、ぜひ買ってみてみるといいと思う。

 何より紙だから直接、ペンで書き込みできるのも紙のマップのいいところだし。


   6. H.246ファイル(データの拡張子)

 こっちにいると、街の動画とか撮るのが楽しくて、つい撮っちゃう。

 当たり前だけど、動画はメモリーをたくさん使うから、ストレージ増えて仕方がない。

 そもそもGmailは15ギガまでしか添付できないから、長めの動画はmp4とか、movとかの拡張子を使うと送ることができないし、LINEもうまく送れないことがある。

 別にmp4とか、movの悪口じゃないしけど、SNSにアップする時もすごく時間がかかる。

 H.246は動画の名前の変更の時に、いちばん最後のmp4とか、movってなってる部分を消して、「H.246」って入力し直せば、すぐに拡張子変換できるから、難しいことは特にない。

 今、ネットで調べた情報によると、YouTubeもH.246の拡張子が主流だそうだ。

 ウェブサイト作ってると、いい写真をいかに撮ってサイトに使うかとか、どの画像を使うかとか、画像の加工アプリの使いこなしとかも必要だし、動画の編集ソフトをいかに使うかはかなり重要な課題になってくる。

 インスタのストーリーズの画像をアレンジする機能と、photo scape Xっていう、無料のアプリはかなり使える。

 動画編集アプリはFimoraを使ってるけど、こっちは有料だ。

 お金がかなりかかるし、Photo shopとか、Adobeは使いこなすのがすごく難しいから、慣れないひとはこっちをおすすめする。

 話はそれるけど、ウェブサイト作る時、自分で撮った写真つかった方が、オリジナリティとかハンドメイド感、出て好きなんだよなぁ笑

 画像サイトの画像ばっかり使ってサイト作ると、だれのなんのサイトかわからなくないありきたりなサイトになるし、大きい企業でもない限り、クリエイティビィティが関わってるウェブサイトは自分で撮った画像か、オーガニックな感じのする独自性のある画像を使わないとキレイにできない。

 そういう意味でも、インスタの画像加工の機能とか使うと、よりハンドメイド感は出る。

 noteとかインスタとかYouTubeに旅のログをアップする時も、こういう感覚は活きるからおすすめです!

   7. VPN

 VPNっていうのは、こっちでU-NEXTとか、アマプラの一部の動画とか、radiko見られない時に使うと便利なアプリで、種類はいろいろあるけど、僕が使ってるExpress VPNは月額1,022円する。

 もっと安いVPNもあって、30日間のお試し期間があるから、使用感次第では他のに乗り換えるかもしれない。

 動画サイトは、VPN繋いでない限り、日本ではみられないイタリアンシネマのサイトサイトもあるから、そっちに乗り換えるかもしれないし、ユヴェントスの試合もどっかのサイトでみるけど、radikoは捨てがたいんだよなぁ。

 ファンイベントで一回しか会ったことないけど、にこるんのラジオはどうしても聴きたいし、村上隆とか村上春樹のラジオもチェックしたいから。

 TUBEの前田亘輝のラジオも聴きたいけど、村上隆と時間がかぶってて聴くに聴けないんだよなぁ。タイムフリーよりもなんとなくリアルタイムで聴きたいし。

https://ja.wizcase.com/best-vpns/?keyword=%E6%97%A5%E6%9C%AC%20vpn%20%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%99%E3%82%81&campaignID=1454445079&matchtype=e&adgroupID=136289753988&adpos=&extension=&kwd=kwd-413872380886&location=&geo=1008311&matchtype=e&device=&ad=548312696059&placement=&adposition=&gad_source=1&gclid=Cj0KCQjw_-GxBhC1ARIsADGgDjvlUmFKo56TdZhSH6G-CL5FI9UeuSjsTsJQcgUm-6n9waeDTxZdRrAaAij_EALw_wcB

 それじゃまた、太陽のお祭りよろしく!

#エッセイ #イタリア #イタリアンカルチャー #旅 #イタリア旅 #お役立ち #旅行記

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