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結婚は認識の争い、バルセロナ的な遊戯

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南野 尚紀 

 今日、ある恋が終わった。

 といっても、Instagramに投稿しているドイツ人とタイ人のハーフの女性だから、実際に会ったことも連絡を取ったことも一度もない相手だ。

 理由がなんなのかはわからない。

 実際に、僕は今も彼女が好きだ。

 しかし、恋の終わりというのは、認識が相手の女性より上を行ったかどうかの方が重要であり、好きかどうかで言えば、ずいぶん昔に会った女性でいまだに好きな女性もいる。

 結婚にはいろんな考え方があるんだろう。

 だが僕はこう考えることにした。

 ある程度、どんな次元でも、恋愛の認識において、最高の女性に負けられるかどうか、が結婚の最重要要素であると。

 今まで実際に会った女性でも、ネットや作品でしか会わなかった女性でもそうだけど、失恋をしてきたのではないということがわかった。

 認識において、相手を超えたから、結婚しなかったのだということだ。

 だからこそ結婚した後、お互いが変わることもあるが、ポテンシャルは最高の女性と結婚すべきなんだろう。

 ずいぶん、キレイな女性だった。

 セレブで、教養もあり、優美で、やさしい、そして美に厳しい。

 でも結果として、結論は変わっていない。

 仁美さん、Nikoleに似た女性と結婚したい。

 できれば、東ヨーロッパの女性、ポーランド人なんかはいいなと思う。

 僕は上を見たいタイプだから、やっぱり美意識が高く、教養があって、目線が高い女性は好きだ。

 彼女とは、バルセロナで遊びたい。

 バルセロナ的な遊戯。

 フラメンコダンスを見て、パエージャにオリーブオイルを大量にかけて食べる。

 フラメンコギターの情熱に酔いしれて、地下鉄の終電を逃し、朝まで彼女とバルセロナの街の開いているレストランを探して回る。

始発の電車で、サングラスをかけた2人は、笑いながらワインの味がするキスをする。

次の日は、ホテルで数時間だけ眠って、ピカソ美術館に、ピカソの絵を観に行く。

 近代のフォルムで描かれたスペインの夢。

 多角的なフォルムの中に隠されたスペイン的、人間の2面性。

 心の鏡も見ろと言わんばかりの本質への闘志。

 闘牛をするようにめくるめく変わるフォルム。

 闘牛と闘牛士の目線のように、まっすぐな本質への愛。

 2人の心に恋愛の松明を投下する。

 太陽の沈まぬ国とも呼ばれたスペイン。

 現実のしがらみも、宗教的な束縛も突き破る情熱の抱擁。

 ああ、バルセロナ。

 今すぐ会いに行きたい!

 あの人がだれだかもわかっていないのに。

 昨日は、フィレンツェ郊外にあるプールに遊びに行った。

 その時なぜか、トランプ大統領がロシアの核兵器の脅しを懸念して、中国と関税戦争をしつつ、中国とともに、ロシアを縮小させることを考えているんだろうとか、ウクライナがロシアの領土を攻めようとしたことをアメリカはいいと思っていないらしく、経済戦争で潰すべきだったと考えているそうだし、ヨーロッパは経済でできないこともあるから、ウクライナの行動は正解だったと考えているので、少しだけ意見が分かれて、対立もありそうだということを考えた。

 トランプは、IT革命を通じた、ネット帝国主義は結果として、自閉症者、オタクを増やしてしまったので、実は納得していない部分があると考えているんだろうということもわかった。

 僕のおばあちゃんは、焼肉が好きで、自民党を支持している人だ。戦時中、小便を飲まなくては生きていけないような状況だったから、遊んでなんかいられなかったと言っていたが、旅行はよくしたらしい。

 人間関係に情熱のある人で、すこぶる明るい人でもある。

 今も生きているし。

 僕の遊びの感覚っていうのは、フェデリコ・フェリーニの映画で表現されるような男性的な豪遊というのとは遠く、どこかバルセロナ的だ。

 女子会でもない。

 例えて言えば、湘南で遊ぶTUBEのPVのようなイメージ。

アペロスピリッツを飲みながら、太陽と戯れる。

 仕事のために、勉強することも重要だけど、バルセロナ的な遊戯とはなにか考えて、遊ぶことも重要なのだろう。

 ポーランドも旅行したいが、バルセロナもぜひ行ってみたい。

 できれば、今年の夏に行ってみようかと思う。

了 

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