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旅行と文学 夢のヒッピーデイ Part15 村上春樹の通ったレストラン・ピノッキオと古本屋 in 神戸

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南野 尚紀 

 京都の村上隆展に行った日の夜、突然、村上隆がクラブにゲスト出演するっていう告知をインスタで見たから、行くことに。

 クラブでは、村上隆の展覧会で写真を撮ってくれたCesayと再会し、写真を撮って、Instagramを交換。

 村上隆は12:30過ぎにステージに上がって、海藻が揺れてるような謎のダンスをしながら、ラップと共演してたが、結果として、直接会って話すことはできなかった。

 次の日、一睡もせずに、神戸へ。

 ホテルでチェックインした後、パソコン作業をして、村上春樹が昔、よく通ってたというウワサのレストラン・ピノッキオに行った。

 3時に着いたから、そこまで混んでなかったけど、いつもは混んでるんじゃないかとなんとなくだけど思った。

 1962年から営業し続けてる名店で、イタリアンがメインだ。

 単なるイタリアンではなく、昔ながらの洋食スタイルで、イタリアンを日本風にアレンジしたものが出てきたのはうれしかった。

 僕が注文したのは、ウイスキー・I・Wハーパーのロック、ミネストローネ、しめじとベーコンのソテー、クリームとしめじのリゾット。

 ミネストローネは、ふつうのミネストローネと違い、野菜が角切りになって入ってる。あえて溶かしてないのだろう、野菜の風味がしっかり感じられて、いい。

 スープもオレンジ色のドロっとしたミネストローネでなく、コンソメスープで作ってるのはよかった。

 しめじとベーコンのソテーは絶品だった。

 ほどよくバターで炒められていて、こんなおいしいしめじはなかなか食べられないというくらい実がしまっているし、となりに添えられてるボロネーゼソースをつけて食べるとさらにおいしい。

 ベーコンもカリカリに焼かないで、やわらかさを出しつつほどよく焦げるくらいの焼き具合は、なかなか他にはないと思う。

 最後のリゾットもおいしい。これもしめじがよかった。

 ウエイトレスに、「村上春樹が昔、来てたって聞いたんですけど」って言ったら、「そういう話は残ってますね。今いる人は、もう実際に見たわけじゃないんですけど」ということを言ってたけど、『辺境・近境』があるのを見ると、ファンは相当、来るらしいことは察しがつく。

 ホテルに戻る前に、古本屋「あかつき書房」に寄った。

 思想書や古い小説が多い本屋だったけど、カートセールの中に、最近、亡くなった篠山紀信の『シルクロード3』の文庫版があったので購入。

 ちなみに、写真のドンキホーテの文庫版セットを見て、ホッとしたけど、みなさんも買うわけじゃない、でも自分が好きな本があると安心するってことありませんか?

 昔の本によくあった、気軽に読めるけど、遊び心の深いエッセイが、またたくさん出てほしいなと僕は思う。

 夜、フィレログのメンバーの桃香さんとリモート会議をしながら、いろいろ話したけど、篠山紀信の写真は気に入ってもらえたようだった。

 僕ももっと渋い紀行文を書きたいと思うが、今度、イスタンブールに行ったり、イタリアに住んだりしたら、書こうかとも思ってる。

了 

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