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執筆お役立ちエッセイ サバト! 第4回 父性本能くすぐる、文学YouTuber梨ちゃんの愛らしさ

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南野 尚紀  

 僕は2010年10月に執筆をはじめたから、その時期によく文学人生の振り返りをXでするんだけど、文学YouTuberの梨ちゃんの動画を見て、僕にもこんな文学遍歴があったなぁって思い出した。
 僕とは違って、梨ちゃんは中学受験もしてるエリートなんだけど、サブカル女子を卒業した過去を持っていて、僕と似てる部分もあるなぁって共感もした。
 梨ちゃんの動画が素直によろべるのは、顔だけじゃなくて、仕草とか言葉がかわいいし、どこかお姉さんなところだ。
 要するに、どこかサブカル女子とか、文学淑女になる手前の自分を客観的に見れていて、子どもっぽくはない。
 僕の梨ちゃん好きは、「梨ちゃん、文学好きだから、梨ちゃんみたいな女の子と付き合ってみたいな」とかじゃなくて、「梨ちゃんみたいな娘ができたら、溺愛しちゃうだろうな」という感覚だ。
 90年代に流行った、プリンセス・プリンセスのヴォーカル、奥居香とか、今でも絶大な人気を誇ってる『東京タラレバ娘』の東村アキコも、見るとそんな感じがするんだけど、結婚とかではないんだよなって思うあの感じがすごくいい。
 母性本能でない、父性本能をくすぐるところがあって、「もっと再生回数増えてもいいのにな」、「文学界を救う救世主なのにな」とか、見ながら思ってしまう。
 応援したくなる魅力っていうのは、ああいう健気さを含んでるもんなんだろうって思う。
 歌手のLeyonaとか、ローラみたいなバリッとかっこいい女性も、それはそれで応援したくなるけど、僕がふつうに応援してれば、どこまでも上に行けるというか、むしろ見るだけで僕が応援されてるような憧れの対象なので、応援したいとはずいぶん違う。
 梨ちゃんは応援したくなる。
 今の時代も昔もそうだけど、文学少女を卒業した子はどこか儚い。
 キレイだけど、キレイであるがゆえにめんどうに巻き込まれるんだろうと見るからに想像がつく。
 この動画では、シロクマのぬいぐるみを抱きしめてて、なんだかもうって感じだ。
 アルバイト先の人からもらったワインを飲みながら、しゃべってるんだけど、高校時代に植草甚一っていう、ジャズとか欧米の映画のエッセイで有名な洒落た才人とか、保坂和志を読んでたっていうのを聞いて、僕みたいなおじさんは気分がよくなる。
 それでも、うんざりするような愛嬌を振りまく下品さもなく、素直ででも媚びない魅力は、どこまで行っても文学女子だなって思う。
 この場を借りて、梨ちゃんへの気持ちを伝えたけど、これ以上はなにもいうことはない、ぜひ動画を見てほしい。
 とにかく愛らしいから。
 
 
【ほろ酔い雑談】小説ラバーなお姉さんの読書遍歴聞いて

了 

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