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文学お役立ちエッセイ サバト! 第2回 文学フリマで本を売りやすくする方法――製本の時のヒントも――

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 南野 尚紀 

 みなさんは文学フリマって興味ありますか?

 自費出版でも商業出版でも、独自の本を売ることができるフリマです。

 最近は盛り上がりを見せていて、参加人数も増えているそうで、場所も東京流通センターから東京ビッグサイトに変更になったそうです。

 中には参加された方も、これから参加される方もいるかもしれませんが、文学フリマは楽しいですので、オススメです。

 特に作品を発表する場が少なくて、困ってる方などにはうってつけです。

 今回は僕が個人的に思う、文学フリマで売れるコツを紹介します。

 もちろん絶対ではないので、参考程度にお願いします。

 ポップや貼り紙をして値段やタイトルを表示することや、紙に本の内容がわかりやすいような短いキャッチフレーズを貼り紙に書くことや、大きなのぼりを立てて広告するのは、よくあることでこれには力を入れるといいですが、今回は本のことだけを話します。

 まず本は厚くて大きいと売れづらいです。

 単純な話ですが、大半の読者はプロの作品や他の文フリにも参加してるので、あなただけの本をずっと読んでいるわけにはいきません。

 なので、比較的薄くて、大きすぎない本の方が売れます。

 タイトルも何を伝えたい、どんな本なのかわかりやすい方がいいですが、本のテーマ、モチーフ、コンセプトはカギです。

 文学フリマでは、「ジャズの本を売ってまーす」とか、「どうぞお立ち寄りくださーい」とか軽く呼び込みみたいなことをした方が売れるのですが、お客さんに立ち止まってもらえた時に、「これ、何の本なんですか?」はよく聞かれます。

 その時に、できれば10秒でどんな感じの本か、なにが売りを伝えられないと売れないのは実際のところです。

 表紙もダサくて、タイトルもダサくて、ただ個人が小説を書いて、その個人に文学の経歴がないと、本は売れづらいのもまた事実です。

 つまり、「これはジャズの本なんですけど、ジャズを知らない人にもわかりやすい、個人的なジャズっぽい感じのエッセイも載せてる本なんです」とか、わかりやすく説明できるといいんですよね。

 特に他の人があんまり書いてこないニッチな層を狙っていて、かつ需要がある本だと売れると僕は思います。

 あとは自分と仲良くなれそうなファンの層を意識して、自分の書きたいことを書くことが最重要だと思います。

 表紙に関しては、いろいろ大変な思いをされる方が多いと聞きますが、デザイン会社に製本を依頼するのはいいと僕は思ってます。

 僕が別件でお世話になったアジェクティヴデザインオフィスさんは、製本もやっていて、デザインがオシャレで、要望をうまく伝えられれば、必ずやいい本になるはずです。

 アジェクティヴデザインオフィス

https://adjective.jp

 

©アジェクティヴ デザインオフィス

 このエッセイは、西平麻衣さんが制作したもので、僕が数年前文学フリマに行って、買ったものだったのですが、内容のみでなく、デザインがとても凝ってました。

 僕はこの本がきっかけでアジェクティブデザインオフィスを知って、何回かお仕事の依頼をしているのですが、素晴らしい会社です。

 ぜひオススメですので、製本の際はアジェクティヴデザインオフィスに問い合わせいただいてもいいですし、独自で他の製本所に頼んでもいいと思います。

 とにかく、自然な笑顔でお客さんと話すことが大切です。

 あなたの作品が売れますように!

了 

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