南野 尚紀
イタリアのテレビCMの不思議っていうのはなかなか深い。
僕はイタリアのラジオのテンションは大好きだし、文学も映画も音楽も好きだ。
まだイタリア語がそこまでわからないから、テレビはたまにしか見ないんだけど、今は入院してるからっていうのもあって、テレビをよく見る。
イングリッシュパーティーでも、いろんなギャグを言ったりしたけど、病院でも変なギャグは飛ばしまくりだ。
マルチェッロっていう名前のおじいさんに、「マストロヤンニ?」って質問した挙句、マルチェッロの美人の娘さんにも、「マルチェッロ・マストロヤンニ」って紹介して笑いをとったり、カテリーナっていう女性のドクターに「何か質問はありますか?」って聞かれたので、「彼氏はいますか?」って真顔で聞いたりして、怒られたり笑われたりしたこともあったけど、イタリア人はやさしくて美しい。
それでもイタリアのクールビューティーウーマンは最高かなぁ、カテリーナはメールアドレスは交換したし、もし結婚できなくても、一生、友だちでいたいし、できればほんとは結婚したいとは思ってる。
それはそうなんだけど、なんだっけ、そうそう、テレビのなぞの話だった。
街の広告もそうだけど、とにかくキレイで、ずっと見ていたくらいだ。
街の広告は自分の気分次第で、見ていたければ、外されない限りずっと見ていられるけど、テレビはそうじゃない。
テレビは、「あー、あの美人の名前、なんていうんだろう。前に知り合ったあの人に似てるなぁ。ジャズピアニストの大西順子にも似てるし。あと5時間はこのCM見てたい気分なんだけど、ああ、次のCMになったか」とか、「女性がトイレに入って、下半身裸で便座に座ってる。生理のことを伝えたいのか、ああ、ナプキンのCMか」とか、とにかく最高で、僕はバカだから、女性に生理痛とか女性特有のいろんな悩みがあるのを忘れがちだから、ああいうCMってほんと、大切だなぁって思う。
イタリアのCMでもうひとつあるのが、チャンネルを回してる時に、「この映画、見たいなぁって思ったら、なんの映画だろうって思ったら、CMだった」とかよくあって、もし今度、それをうまく見つけられたら、そうにかこうにかサイトに掲載しますね笑
あとイタリア人って、柔道とか、ヨガ好きな人多くて、たまにヨガのCMもやってるし、下手すると湘南よりヨガ人口の比率多いかもとか思ったり笑
なにはともあれ、今回言いたかったのはこれ!
CMは多種多様でもいいけど、キレイな方がいい。
少なくとも僕は、汚いCMはあんまり見たくないので笑
了
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