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イタリア生活物語 Italian Relieving Life 第1夜シエナ、来たばっかり

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南野 尚紀  

 イタリアに来たのは、「フィレンツェ買い出し紀行」のためだけじゃなくて、イタリアに住むための下見のためでもあった。

 ヨーロッパに来ることそのものがはじめてだったから、わからないこともたくさんあったし、今もあるけど、イタリアに住む決心は固まりつつある。

 フローレンス(=フィレンツェ)から電車で南にくだって、1時間半でシエナに着く。

 まだ市街地には行ってないけど、すごく安心するいい街だって僕は思ってる。

 シエナに来た理由は、シエナ外国人大学があるからだ。

 就労ビザでこっちに住む前に、学生ビザを取ってそのあいだに就労ビザを確実に取ろうということもあるし、最初はIrene Vallejoがいたフィレンツェ大学とか、ダンテも勉強したボローニャ大学とかも考えたけど、イタリア語で授業を聞くのがまだ難しいと思えたから、英語でも授業が聞けるインターナショナルの大学に入ることに。

 今度、見学に行くけど、シエナ外国人大学大学院は、海外から来たひとがイタリアの文化、イタリア語を学んで、イタリアで仕事をして、暮らせるような学びやサポートが充実してるそうだ。

 フィレンツェ大学大学院に行けば、ダンテ、ボッティチェリ、ピノキオなど、フローレンスやイタリア文化がほんとに好きな人がたくさんいるだろうし、ナポリ東洋大学大学院に行けば、イタリア文化と日本文化の架け橋になる仕事には使えるかもしれなかったけど、聴講生とか、大学以外にもイタリア文化を学ぶ講座はあるので、そのふたつはあきらめた。

 34歳で大学院はいかないだろうと思ってたし、他の大学院生との年の差はどうすんだろうとか思うけど、語学学校を見学した結果、学生ビザを取るなら、大学院にした方がいいっていわれたから、大学院にはいくことになるだろう。

 イタリアの首相Meloniが、移住のビザの要件を上げたのは、イタリアの伝統、文化、生活を守るためだそうで、世の中が混沌としてるなか、あんまりぬるいことをいってられないのも事実だと僕も思ってる。

 でもこれは、イタリアが好きな人だけが、イタリアに住む、いわば、善悪の知恵の果実とか、ノアの方舟にも似てる気がするから、僕もぜひついていきたい。

 イタリア文化の話をすると、つい夢中になっちゃうのは僕の悪いクセだから、そろそろ生活の話。

 イタリアのスーパーは充実してます。特に驚くのは調味料の多さと、質の高さ。

 こっち来ると、ほんとに料理、楽しくなりますよ。

 今、マンスリーアパートに住んでて、6月下旬には1回、日本に戻るんだけど、シエナ外国人大学に行くなら、おじさんにわけを話してここに住ませてもらおうかなぁって思ってる。

 日本では、大学院行けば、非常勤講師には絶対になれるって教授から言われてたのに、大学院進学が諸事情あってできず、栃木県で福祉施設で事務員をやったあと、不動産オーナーの仕事やってましたが、その仕事をこっちで続けると、イタリアに永住できなくなるので、ウェブサイト以外でも、こっちでの仕事を考えてます。

 家具、家財、家電、いろんなものがそろってるし、見晴らしもいいし、この前の街のバルで「現金ないんです」っていったら、「明日でいいよ」っていってくれたし、パスポート2回落としたけど、届けてくれたし、パーティでもやさしくしてくれるし、「I love East Europa」とか東ヨーロッパの人に言うとかならずよろこんでくれるし、「ウェブサイトにここを紹介したいんです」って、本屋とか図書館とかストリートのアーティストとか、いろんなところで話すとよろこんでくれるし、ダンテミュージアムの受付の女の子は腕組んで、足をデスクに乗っけて、お客さんちょっとだけにらんでてかわいかったし、他にもいいことたくさんあります、イタリアは。

 これは冗談じゃないんだけど、ダンテのミュージアムで働くことってできるのかなぁって思ってる。

 「フィレンツェ買い出し紀行」はいろんな収入源ありますし、日本語、文化、文学の講座やりますので、それだけでも忙しくなると思ってますが、たくさん収入を得るのは夢ですよね。

 なにはともあれ、落ち着いて、仕事と生活ができる環境に感謝。

                                了 

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