南野 尚紀
0.ネットの情報と実際のローマはだいぶ違う!
ローマに来る前に、ネットを使って旅に役立つ情報をいろいろ調べたんだけど、いざ旅がはじまってみると、これ早めに知りたかったなぁ、っていう情報は山ほどあって、とりあえず他のサイトには書いてなかったから、少しでもみなさんのお役に立てるように、このエッセイを書くことにした。
ローマはほんとにいいところがたくさんある街だし、ナポリとどっちがいいか考えてる最中だけど、もしかしたら住むことになるかもしれないってくらい最高な街だ。
今回は主に、緊急時のこととか、お金のこととかについて。
目次
0.ネットの情報と実際のローマはだいぶ違う!
1.イタリアの救急車の電話番号は、緊急時に使える!
2.カードも使えるけど、現金もたくさん持ってた方がいい!
3.トイレはカフェ、バルが便利!
4.大きい駅の近くのランドリーショップほど、注意が必要!
5.ホテルのシティタックスは、予約時の支払いには含まれてない!
1.イタリアの救急車の電話番号は、緊急時に使える!
まずローマに来て、三日後くらいに思ったのは、イタリアの救急車の電話番号だ。
結論からいえば、「119」に電話すれば、救急車を呼べる。日本と違って救急車そのものは有料だけど、緊急の際は使ったほうがいい。もっとも、僕はまだ一回も救急車は呼んでないけど。
2.カードも使えるけど、現金をたくさん持ってた方がいい
僕はまだ学生ビザや就労ビザを取得して、イタリアに住んでるわけじゃないから、もちろんイタリアの銀行の口座は開設できない。それでも、日本で作ったカードがあるから大丈夫だろうと思っていたし、実際に大半の場合は大丈夫なんだけど、古本市とか、小さいバルだと、カードが使えないことがよくある。
それだけでなく、街にあるATMを使って、レストランで使えるカードで現金を引き出そうとすると、なぜかカードが使えない。
街にはよくチェンジングマネーショップがあるから、そこでカードとか、日本のお金を使って、ユーロに交換できる。ただし、場所によっては、手数料がすごく高かったりするから、あんまり何回も使わないのが得策だろう。だから、結果として、日本の銀行とか空港で多めにユーロの現金を持っておいて、使わない分の現金はカギがかかるスーツケースにしまっておけば問題ない。
それにカードが使えないお店というのは時々あるけど、現金が使えないお店っていうのは、僕はみたことないし、おそらくそういう店はないから現金はやっぱり確かだ。
日本円をユーロに変えてもらう時、僕が割と重要だと思ったのが、お札だけでなく、小銭を入れてもらった方がいいってことだった。自販機はお札も使えるけど、コインの方が便利だから。
3.トイレはカフェ、バルが便利!
イタリアには個人経営のカフェとかバルってたくさんあって、街中にいいお店があふれてる。中国にも留学で行ったことがあるけど、レストランとか、ファストフードのお店がおいしすぎるからなのか、イタリアほど個人経営のカフェとか、バルは多くないというか、カフェやバル自体があんまりないのは寂しかった。その分、学食のチャーハン、油をたっぷり使うからすごくおいしいし、値段も安いからあれはあれで素晴らしい文化だけど!
話がそれたけど、街を歩いてる時にトイレをどこで借りるか問題は、イタリアに来てももちろんあって、日本ではコンビニでもどこでも借りられるから、だいたい困ることがない。
イタリアはコンビニの代わりに、スーパーとかグローサリーっていうミニスーパーがあるから、そこでもトイレを貸してくれるところもあるんだろうけど、基本的には貸してくれない。
そうなった場合に、バルやカフェで、3ユーロのカプチーノを飲んでトイレを借りるのはベストだ。ただし、トイレットペーパーがない時があるから、ポケットティッシュは絶対持って行った方がいい。マックとかケンタッキーでもトイレは借りられるけど、2ユーロかかる場合もあるらしい。実際に行った時は、貼り紙に、「2ユーロをレジで支払ってトイレを借りてください」って書いてあっただけで、無料で使うことができた。
4.大きい駅の近くのランドリーショップほど、注意が必要!
バチカン美術館に行った時に、ローマに住んでる美術に詳しいガイドさんに案内を依頼して、ひとしきりバチカンを回ったあと、近くのレストランで食事をした。
ガイドとかロコタビっていうガイドのアプリについては、他のエッセイで紹介するけど、今、話したいのは、そのガイドさんと同じ意見だったのは、大きな駅の周辺、はっきりいってしまえば、テルミニ駅の近くのお店は海外からの観光客をターゲットにしたお店が多い。
そこで気をつけたいのが、支払いのことはもちろんだけど、ランドリーショップのことだ。
もちろん、サービスのいいホテルだと、ランドリーショップに行くまでもなく、服を洗ってくれたり、コイン式の洗濯機があったりするから、そのサービスを使えばいい。
僕が泊まったホテルは、偶然、そういうサービスはしてなかったから、街のランドリーショップに行くことになった。
その時に、日本と同じで、機械にお金を入れて使うんだけど、なぜか使えないことがある。そこには1回行ったことがあって、別のひとが使うのをみてたから、使い方はすんなりわかったんだけど、2回目に行った時、なぜか使えなくて、入れたお金も戻ってこないから、帰ろうかなぁって思った頃に、40代くらいの男性が来て、「使い方を教えましょう。十二ユーロ必要です。ここにコインを入れます」とか、英語で話してくれた。でもその男性、説明の途中で、「12ユーロをください」といわれて、その直後にギリギリ聞こえるくらいの声で、「チップも必要」みたいなことをつぶやいたから、「チップはいくら必要なんですか?」と聞いたら、そのことには答えないから、ここで服洗うと面倒なことになるかもなって思って、「用事を思い出したから帰る」と僕が男に告げたら、ナイフを持ってこっちをみてた。僕はそれに反応することなく、ふつうの表情でランドリーショップを出て行ったら、何事もなかったけど。
説明してる時に、店の中にある監視カメラをみてたから、何か関係があるんだろう。詳細はわからない。でもナイフを出されたら、警察に相談してもいいと思う。なにかしらの対応はしてくれるかもしれないから。
5.ホテルのシティタックスは、予約時の支払いに含まれてない!
日本ではコンビニにコピー機があるから、ネットプリントとかコピーが楽にできるし、そもそも家にプリンターがあればなんの問題もない。
さっきも書いた通り、イタリアにはコンビニはないから、コピーやプリントアウトをどうするか問題はある。
これは日本でも同じだけど、ホテルの受付で頼むとやってくれる。
パスポートのコピーとか、アーティストのライブとか美術館のオンラインチケットとかは、プリントアウトした方がいいから、そういう時にホテルの受付のひとにお願いするのがいい。
パスポートは、チェンジングマネーショップとか、ホテルとか、図書館にビジターで入る時とかに必要だから、できるだけ持って歩いた方がいいけど、どうしてもの時、パスポートのコピーか、スマホに保存したパスポートの写真とかを見せればなんとかなることもある。
海外旅行は意外と、コピー機を使うことがあって、そこも想定してなかったから、ぜひこのことは覚えておいてもいいと思う。
最後にシティタックスの話。
今回の旅行は初めてのヨーロッパ旅だったから、ホテルの予約は基本的にJTBにお願いした。手数料がかかるから、次回は自分で調べて、ホテルにメールを送って予約したいけど、ここで予想外だったのが、シティタックス。
JTBに予約してもらったから、ホテルの支払いはぜんぶオッケーだと思い違いをしてたのが正直なところで、チェックアウト時に一日あたり7.5ユーロくらいかかる。
予算を組む時に、このことを頭に入れておかないと、予算オーバーになりかねない。
次回のエッセイは、イタリア旅行お役立ち情報、友達づくりアプリ編。
ぜひこっちも読んでくださいね!
イタリア語でまたねって、なんていうか知ってますか?
Ci vediamo! チベディアーモ!
#エッセイ #イタリア #イタリア旅お役立ち #ローマ #イタリア旅行 #イタリアンカルチャー
了
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