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旅行と文学 夢のヒッピーデイ Part7 サピエンツァ大学周辺古本市旅 in Roma

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南野 尚紀  

 ローマに来て、いろいろ感じたことはたくさんあったけど、その中でも大きなことといえば、イタリアの街を走るバスがとてつもなくカッコイイということで、ここに添付した写真もものすごくクールで大好きだ。

 今日は華の日曜日。

 ローマ・ラ・サピエンツァ大学の近くに本屋がたくさんあるってことがわかったから、行ってみようっていうことで、その方面に歩いて行ったけど、歩いてる途中で、ポケットWi-Fiのバッテリーがなくなったことに気がついたから、ランチのついでにカフェでウエイトレスに道を尋ねた。

 このカフェは「MESEO STORICO DELLA LANTERIA」っていう美術館の近くにあるカフェで、ケーキの種類がたくさんあって、僕はストロベリーケーキを頼んだけど、いちばん下がパイ生地になってて、硬くておいしかった。

  イタリア人のウエイトレスの道案内のおかげで、ナポレオンホテル近くまではたどり着けて、近くの公園で休憩しながらゆっくり歩いていたら、インドのお祭りがやっていて、写真を撮っているひとに、「なんのお祭りですか?」って聞いたら、「インドのお祭りです。インドの新年のお祭りをここでもやっているんです」って言ってた。サリーを身にまとった女性がお祈りをしながら、賽銭箱のような箱に寄付をしたり、白いターバンを巻いた男性が絨毯を敷いたりしていて、日本では一度もこういう風景を見たことがなかったから、不思議な感じがしたのを覚えてる。

 MONDADORIっていう本屋は、イタリアではよくあるチェーン店の本屋で、本だけでなく、マップ、マンガ、バンド・デシネbande dessinéeっていう、フランスのマンガのことだけど、それのイタリア版が数多くあった。

 その本屋がある通りには、古本市が長いテーブルを連ねて続いていて、ふつうの本屋ではなかなかお目にかかれないような本が山ほどあって、この時ほどイタリア語で本が読めればいいなぁって思ったこともなかったかも笑

 結局、古本市ではスヌーピーのマンガ、「Be-Bop」と描かれているわたせせいぞうのマンガに似てるイラスト、写真集を買った。写真集すごくよかったけど、50€から40€に値引いてもらうのがギリギリで、「元値は12€ですよね?」って聞きはしたけど、「これは昔の値段だから。写真家のサインもあるし、これ以上は値引きできない」と言われてしまい、高いかなぁっては思ったけど、ここは勢い、40€で購入。

 1€はこの時のレートで、だいたい160円だったから、買いすぎもいいところだった笑

 遠回りこそしたけど、充実した古本市旅だった。歩きすぎて少し足が痛くなったけど、それも旅の思い出。写真もあるから、ぜひ。

Screenshot

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